「ハムスターが餌を隠すのはなぜ?かわいいけど気になる行動の理由と対策」

ハムスター

ハムスターがせっかくあげた餌をどこかに運んで隠してしまう…そんな姿を見たことはありませんか?

実はこの行動、ハムスターにとってはごく自然な本能によるものなんです。

本記事では、ハムスターが餌を隠す理由や、注意したい隠し場所、餌の管理方法までわかりやすく解説します。

⒈ ハムスターが餌を隠すのはなぜ?

ハムスターが餌を隠す行動は、野生の習性によるものです。

もともと砂漠地帯に住んでいたハムスターは、食べ物が豊富にあるわけではありませんでした。

そのため「あるうちに確保しておく」ことが大切で、巣や頬袋に餌を運び、あとで食べるために隠しておくのが習性になったのです。

また、これはストレスが原因で起こる行動ではなく、元気な証拠でもあります。

ただし、過度に隠す、全く食べないなどの様子があると、別の原因も考えられます。


⒉ 餌を隠す場所に注意しよう

ハムスターが餌を隠すのは主に以下のような場所です。

  • 巣材の中
  • 小屋の下
  • 床材の深く
  • 回し車の下やトイレの中(まれに)

とくに巣の中に大量に餌をためこんでしまうと、湿気でカビたり腐ったりするリスクがあります。

腐った餌をそのまま食べてしまうと体調不良の原因になるため、こまめな掃除とチェックが必要です。


⒊ 餌の与え方にも工夫を

餌を隠すからといって、たくさんあげすぎるのはNGです。

餌がどこかにあることを確認できないと「まだもらっていない」と思ってしまい、過剰に食べたり隠したりします。

1日1回、決まった量を決まった時間に与えるようにすると、食べ残しの管理もしやすくなります。

また、餌の種類を固定せず、ペレットを中心に少しだけ副食(ドライ野菜やたね類)を混ぜると、隠す量も自然と落ち着く傾向があります。


⒋ 隠した餌を取り上げても大丈夫?

「せっかく隠していたのに…」と心配になるかもしれませんが、湿気などで腐るリスクがある場合は、取り除いたほうが安全です

ハムスターにとっても清潔な環境で暮らすことは健康に直結します。

ただし、無理に取り上げたり、巣を何度も崩すとストレスを与えるため、掃除のタイミングなどを見ながら、やさしく対応してあげましょう。


まとめ

ハムスターが餌を隠すのは、野生の習性による自然な行動です。

かわいらしい仕草に見える一方で、隠し場所や与える量によっては健康への影響もあるため、しっかり観察と管理が大切です。

正しい知識をもって、快適なハムスターライフを送りましょう!

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