みなさんこんばんは〜!!
ハムスターの頬袋は、食べ物を一時的にためて運ぶ大切な器官なんですよ!! しかし「片方だけ膨らんでる」「中身が戻らない」など、頬袋トラブルは意外と多いんです、、、今回は、詰まり・炎症・外反などの原因と、飼い主ができる見分け方・対処法を詳しく紹介します!

ハムスターの頬袋とは?役割と仕組み
ハムスターの頬袋は、左右に1つずつある「収納袋」のような器官で、食べ物や巣材を運ぶために使われます 皮膚が内側に折り込まれており、かなり深くまで伸びる構造です! 頬袋の中は粘膜で覆われており、唾液などで滑りやすくなっているため、通常は食べ物を詰めても問題ありません!
しかし、異物や固い食べ物、あるいは過度な詰め込みなどで頬袋に負担がかかると、詰まりや外反(裏返り)といったトラブルを起こすことがあるんです、、
頬袋トラブルの主な種類と原因
1. 食べ物の詰まり(穀物・ペレット片)
最も多いのが「詰まり」です ペレットの破片や乾燥した穀物などが粘膜に引っかかり、取り出せなくなるケースがあります そのままにしておくと腐敗や炎症の原因になるため注意が必要です😔
2. 外反(頬袋が裏返る)
頬袋の外反は、ハムスターが頬袋を裏返して外に出してしまう状態です。無理に戻そうとするのは危険で、粘膜を傷つけて出血や感染を起こすことがあるので注意が必要です
3. 感染・炎症(細菌やカビによる)
詰まったまま放置したり、不衛生なケージ環境で過ごしていると、細菌やカビが繁殖し炎症を引き起こします。頬が腫れて見えたり、口元にヨダレが出ることもあります
片頬だけ膨らむときに考えられること
片方の頬だけ膨らむ場合は、食べ物の詰まりや炎症が起きている可能性があります
特にいつまでも膨らんだままで、口元を気にしたり、触ると嫌がるようなら、動物病院で診てもらいましょう
反対に、片頬にだけ食べ物を詰めているだけの「一時的な膨らみ」もあります その場合は時間が経つと自然に戻ります!
飼い主ができるチェックポイント
1. 口元の腫れやヨダレを確認
頬袋が炎症を起こすと、ヨダレや鼻水が出ることがあるので、毛が濡れていたり、口元が赤く腫れていたら異常のサインです
2. 食欲・行動の変化を観察
頬袋トラブルを抱えたハムスターは、痛みから食欲が落ちたり、頬を触られるのを嫌がるようになり、いつもと違う行動をしていないか注意深く観察しましょう!
3. ケージやおもちゃの噛み跡もチェック
ケージの金網を噛んだり、固い木製おもちゃを噛みすぎると頬袋を傷つける原因になります、、、ストレス解消グッズはやわらかい素材を選ぶと安心です!
病院での治療と家庭でのケア
1. 動物病院での洗浄や処置
詰まりや外反がある場合、獣医師が専用の器具で洗浄や戻す処置を行います 自宅で無理に触ると頬袋を破ってしまう危険があるため、必ず専門家に任せましょう!!
2. 再発防止のための食事・環境改善
・大きすぎる固形ペレットを小さく割って与える
・湿度を保ち、口の中が乾燥しないようにする
・ストレスの少ない環境づくりを心がける
これらを意識することで、頬袋トラブルの再発を防ぐことができますね!
やってはいけない対応
・無理に頬を押して中身を出そうとする
・ピンセットなどで引っ張る
・抗生物質入りの人間用クリームを塗る
これらはすべて危険です頬袋はとても薄く繊細な組織のため、破れて感染症を起こすこともありますので自分で治そうとせず専門の方に任せるのが安心ですね!!👍
まとめ
ハムスターの頬袋は大切だけれど繊細な粘膜です!!
自宅で押し出すなどの処置は粘膜損傷や感染の原因になるため避け、異変に気づいたら動物病院へ行きましょう 再発予防は、硬すぎる餌を減らしサイズを調整する、乾燥しすぎない環境を保つ、金網かじりなどのストレス行動を減らすレイアウトに見直すことが大事ですね!!
早期対応なら回復しやすい器官なので、日々の観察で「いつもと違う」を逃さず、原因を取り除きながら安心して暮らせる環境を整えていきましょう!!
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