みなさんこんばんは〜〜!
「最近やたらとかゆがる」「毛が薄くなってきた気がする」そんなときは、まず床材と掃除の習慣を見直すのが近道かもしれません!
この記事では、ダニの温床になりにくい環境づくりと、アレルギーを悪化させないケア手順をまとめてご紹介します!!

まずチェック|ダニ?アレルギー?見分けのヒント
- かゆみの強さ:しきりに掻く・噛む・砂浴びが増える
- 皮膚と被毛:フケ様の粉・赤み・かさぶた・円形の薄毛
- 体の左右差:ダニや刺激性皮膚炎は“部分的に”出やすく、アレルギーは“左右対称”に出ることも
- 生活の変化:床材やフード、洗剤、掃除頻度、湿度の変化が直前に無かったか確認 → 傷や急な脱毛、体重減少、出血がある場合は早めに動物病院へ行きましょう自己判断の薬剤使用は避けましょう
床材選びの基本
避けたい床材
- 芳香の強い針葉樹チップ(杉・ヒノキ・パイン等):揮発成分が刺激になりやすい
- 粉っぽい紙系・綿状の化繊:粉じんが気道・皮膚刺激に
- コーンコブ系:湿気でダニが増えやすくカビも出やすい
おすすめの床材
- 低粉じんの紙系(未漂白):肌当たりがやさしく扱いやすい
- アスペン(広葉樹):比較的低刺激でにおいも控えめ
- ヘンプ(麻):吸湿性が高く、夏場のべたつき軽減に役立つ
- 砂浴び用は“浴び砂専用品”:粒が均一で粉が舞いにくいものを
量と敷き方
- 掘れる喜びはストレス軽減につながります。最低でも10cm、できれば15cm以上の層を用意しましょう!!!
- 固めすぎず、ふわっと敷いて通気を確保!
- 巣穴が崩れにくいよう、紙系+アスペンなど2種ブレンドもおすすめです
使い始めの一工夫
- 開封後は乾いた室内で半日ほど陰干しして湿気を飛ばす
- 長期保管は密閉!(チャック袋+乾燥剤)で
- 気になる場合は小分けして冷凍(24〜48時間)冷凍し、虫混入のリスクを下げる
掃除ルーティン|“清潔”と“安心の匂い”を両立
毎日(5分)
- 濡れた床材・尿の多い部分をスポット除去
- 食べ残し・隠したおやつを回収
- 給水ボトルの水替えとノズル確認
週1回(15〜20分)
- トイレ砂は全交換
- 回し車・食器をぬるま湯+中性洗剤で洗い、よく乾かす
- 巣材は1/3〜1/2だけ入れ替え:匂いを少し残すことで安心感を維持
2〜4週に1回(30〜40分)
- 部分リセット:古い床材を1/2程度残しつつ補充(自分の臭いを完全に消さない為)
- 梅雨〜夏は湿度が上がるため頻度をやや短くしましょう!!
- ダニの疑いがあるときは、巣箱・おもちゃも温水洗い→完全乾燥
深掃除の手順(必要時)
- 退避用キャリーを先に用意(床材を少量移して匂いを移す)
- ケージ中身を出し、ぬるま湯洗い→しっかり乾燥
- 回し車の軸・スリットは歯ブラシで汚れを除去
- 元に戻す際、古い床材の一部を混ぜる(全面総入れ替えは環境が急変してストレス増)
ダニ繁殖を断つ生活管理
- 湿度40〜60%を目安に管理(除湿機・送風・床材の厚み調整)
- フード・おやつは密閉容器+冷暗所で保管し、粉餌は1か月以内に使い切る
- 牧草やドライ飾りを入れるなら導入前に冷凍!
- 布製ハンモック等は週1で洗濯→完全乾燥してから使用する
- 他ペット用品の共用は避ける(キャリー・ブラシなど)
- 来客や大幅な模様替えは段階的に行い、ストレスからの“掻き壊し”を防ぐ
やってはいけない対応
- 人間用の殺虫スプレー・くん煙剤を室内やケージ近くで使う
- アロマ精油・消臭スプレーをケージに噴霧(ティーツリー等は特にNG)
- 不安で毎回総入れ替え(巣の匂いが消え、掻き壊し悪化の一因に)
- 自己判断の外用薬(人間・他ペット用)は使用しない
- 直射日光下での高温干しや、濡れたままの不十分乾燥で再設置
どれもハムスターにとってストレスになったりするので絶対にやめましょう
それでも痒がる・毛が抜けるときの次の一手
- 記録する:いつから、どの部位、どの床材・フードを使っているか、写真と一緒にメモ
- 持参物:普段の床材とフード(現物かパッケージ写真)、発症前後の写真、体重メモ
- 受診後は獣医師の指示に従って清掃・床材切替を実施 再発防止のため湿度・保管・掃除頻度を見直しましょう!
速攻チェックリスト(保存版)
- 床材は低粉じんの紙系orアスペンorヘンプ
- 10〜15cm以上の層、通気◎、粉っぽさ×
- 毎日スポット掃除、週1トイレ全替、2〜4週で部分入替
- 室内湿度40〜60%、フードは密閉+冷暗所
- スプレー類・精油不使用、他ペット用品共用なし
- 変化があれば写真と日付で記録し、悪化時は受診
まとめ
ハムスターの皮膚トラブルは、原因を“完璧に特定”しようとするより、増やさない・悪化させない環境整備を先に整えるのが効果的です 低刺激の床材を選び、粉と湿気を避け、清潔さと“自分の匂い”のバランスを保つ掃除ルーティンを作ることです!!これだけで、かゆみや薄毛の再発はぐっと減らせます!
もし症状が続く場合は早めに受診し、指示に沿って床材や掃除頻度を微調整していきましょう今日からできる小さな工夫の積み重ねが、いちばんの予防になりますよ!!
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