みなさんこんばんは〜!
ハムスターの健康を守るうえで欠かせないのが主食の「ペレット」でも、パッケージに書かれている「粗たんぱく質」や「粗繊維」「灰分」などの表記を見て、「何のこと?」「どれくらいが理想?」と感じたことはありませんか??
この記事では、成分ラベルの見方をわかりやすく解説し、愛ハムにぴったりのフードを選ぶためのポイントをご紹介します!
ペレットの成分ラベルにある項目と意味
1.粗たんぱく質|体の土台を作る栄養素
「粗たんぱく質」は、筋肉や皮膚、被毛など体を構成する材料となる重要な栄養素です!成長期や妊娠・授乳期には特に多く必要とされ、一般的には15〜18%程度が理想とされています!ただし、高すぎると腎臓に負担がかかることもあるため、バランスが大切ですね!
2. 粗脂肪|エネルギー源だが多すぎ注意
脂肪はエネルギー源になる一方で、過剰摂取は肥満につながるリスクがあります。目安は4〜7%前後 活発に動く若い個体や冬場はやや高めでもOKですが、高齢ハムや運動量が少ない子には控えめがいいでしょう!!
3. 粗繊維|腸内環境を整える働き
粗繊維は消化を助け、便通を良くする成分です!ハムスターは草食傾向のある雑食性なので、6〜10%程度の繊維質が理想的とされます。逆に、繊維が少ないと便が硬くなったり、腸内環境が乱れることがあるので注意です!
4. 灰分|ミネラル量の指標
灰分とは、ペレットを燃やしたあとに残る「無機質(ミネラル)」の量のこと。カルシウムやリン、ナトリウムなどが含まれます。灰分が高すぎると腎臓や尿路に負担をかけることもあるため、7%以下が目安とされます
目的別に見るおすすめ成分バランス
1. 成長期のハムスター(〜6ヶ月)
筋肉や骨の成長を支えるため、粗たんぱく16〜18%、脂肪5〜7%が目安です!栄養価の高い総合栄養ペレットを中心にあげましょう!
2. 成獣(6ヶ月〜1.5年)
体の維持と体重管理が大切な時期!!!たんぱく質14〜16%、脂肪4〜6%、繊維6〜10%のバランスが◎
3. 高齢期(1.5年〜)
内臓機能の低下を考慮し、たんぱく質は控えめ(13〜15%)、脂肪はやや低めに 繊維はしっかり確保して腸内環境を整えましょう!
見落としがちな「成分ラベルの注意点」
1. 成分値が「〜以上」「〜以下」になっている
「粗たんぱく質16%以上」など、数値はあくまで最低または最大値です。実際の含有量が前後する場合があるため、他の表示やメーカー情報もチェックしましょう
2. 原材料の確認も忘れずに
成分値だけでなく、何から作られているか(例:穀物中心 or 動物性たんぱく含む)も重要「アルファルファ」や「とうもろこし粉」が多い場合、繊維や糖分が多くなる傾向にあります。
ペレットを切り替えるときのポイント
1. 徐々に混ぜて移行する
いきなり新しいペレットに変えると食べなかったり、お腹を壊すことも。1〜2週間かけて、徐々に割合を変えるのがコツです!
2. 食いつきだけで判断しない
味付きや香りの強いペレットは食いつきは良くても、栄養バランスが悪いことも。成分と原材料の両方を確認して選ぶのがベストです!
まとめ
ハムスターの健康を守るためには、ペレットの成分ラベルを正しく理解して選ぶことが大切です!粗たんぱく・脂肪・繊維・灰分などの数値を読み解けば、年齢や体調に合った最適なフードが見つかるはずです!今日からぜひ「数字で選ぶ」ペレット選びを始めましょう!
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