みなさんこんばんは〜!
ハムスターが床材やエサをくわえて、ケージ内をちょこちょこ歩き回る姿を見たことはありませんか?可愛いけれど不思議なこの行動には、ハムスターならではの習性が隠れています。この記事では、物をくわえて移動する理由や行動の意味、注意すべきポイントを詳しく解説します!

ハムスターが物を咥えて運ぶ理由
ハムスターが何かを咥えて移動するのは、ほとんどが本能的な行動です。巣作りや食料の貯蔵といった野生の名残が飼育下でも残っています
まず代表的なのが巣作りです。ティッシュや床材、時にはかじり木などもくわえて、自分の寝床に運ぶ様子が見られます。これは、より安心できる場所を作るための行動です。
次に食べ物の貯蔵があります。餌を見つけたらすぐに寝床やお気に入りの場所に持って行くのは、野生下での「天敵から身を守るための保存行動」が関係しています。すぐに食べずに持ち帰る姿は、まさに本能そのものです!
また、かじり木やぬいぐるみなどを咥えて運ぶ子もいます。これは遊びや安心行動の一種で、お気に入りの物を自分の空間に置きたいという気持ちがあると考えられます!!
よく咥えて運ぶもの
ハムスターが運ぶものはさまざまですが、代表的なものをいくつか紹介します!
まずはティッシュやキッチンペーパーなどの巣材です。軽くて柔らかく、持ち運びやすいのでよく使われます。安全な素材を選ぶことで、巣作りの助けにもなります!
次に餌やペレットです。特に好きな餌は、その場で食べずに持ち帰ってから食べる子が多いです。巣に溜め込む様子が見られたら、しっかり食べているかチェックしましょう
さらにかじり木や小さなおもちゃを咥える子もいます。これらは「安心アイテム」として運ばれることがあり、遊び道具や眠る時の添い寝アイテムのような存在になることもあります!
注意が必要なケースもある
ほとんどは問題ない行動ですが、いくつか注意すべき点もあります。
ひとつは口や頬袋に詰めすぎてしまうことです。頬袋に詰め込んだまま寝てしまうと呼吸が苦しくなる場合もあるため、様子をよく観察しましょう
また、誤って危険な素材を運んでいる場合も注意が必要です。ケージ内に落ちていたプラスチックの破片や消臭剤などを咥えていた場合はすぐに取り除きましょう。誤飲につながることもあります
さらに、あまりにも頻繁に持ち運びを繰り返している場合は、ストレスのサインかもしれません。環境に不安を感じている可能性もあるので、レイアウトや温湿度を見直してみましょう。
飼い主ができるサポート
ハムスターが安心して物を運べるように、飼い主としてできることもあります
まずは巣材をたっぷり用意してあげること。ティッシュやキッチンペーパーなど、安全で咥えやすい素材を用意しておけば、好きなように巣作りを楽しめます!
次に持ち運びを見守る姿勢です。可愛いからといって途中で取り上げたりせず、そっと見守ることが大切です。ハムスターにとっては真剣な「仕事」なのです
そしてケージ内の素材確認も定期的に行いましょう。咥えて口に入れる=誤飲のリスクにもなるため、布や紐など危険になりそうなものは入れないように注意してください
まとめ
ハムスターが物を咥えて移動するのは、巣作りや食料の貯蔵といった本能に基づく自然な行動です。可愛いだけでなく、健康やストレスのバロメーターにもなるため、しっかり観察してあげることが大切です。安全な環境を整え、安心して物を運べるようサポートしてあげましょう!
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