ハムスターが回し車を使わない理由と対策|運動不足・ストレスとの関係とは?
ハムスターが回し車を使わない主な理由1. 回し車のサイズが合っていない回し車のサイズが小さすぎると、背中が曲がってしまい、ハムスターにとって非常に不快です。体に合っていないサイズだと自然と使わなくなることも。ジャンガリアンなら直径15cm前後、ゴールデンなら20cm以上が目安です。2. 足場が滑りやすくて怖い回し車の内側がツルツルしていたり、プラスチック素材で滑りやすいものは、走るたびに足が滑って怖い思いをします。そうするとハムスターは「もう乗りたくない」と避けてしまいます。3. 設置場所が落ち着かない回し車がケージの入り口付近や、周囲に物が多くて動きにくい場所にあると、ハムスターは安心して使えません。特に音や振動が気になる場所は避けましょう。4. 体調不良やケガによるもの突然使わなくなった場合、足を痛めている・脱臼している・体調を崩している可能性があります。寝てばかりいる、動きが鈍いと感じたら病院へ。5. 老化や性格によるもの高齢のハムスターや、そもそもおっとりした性格の子は回し車に興味を示さないこともあります。無理に使わせようとせず、他の遊び方を考えてあげましょう。⸻回し車を使ってもらうための対処法1. 種類やサイズを見直す体に合ったサイズで、滑り止めがついているものを選びましょう。ベアリング付きで静音性が高いタイプもおすすめです。回すのが軽いものも喜ばれます。2. 安定した場所に設置する静かで暗めの場所、ケージの壁にピッタリつけて安定する位置が理想です。床材の厚みにも注意して、グラつかないように設置しましょう。3. 回し車以外の運動も取り入れるトンネルやステージを使ったケージレイアウト、外でのお散歩タイム(ハムスターボールやサークル)も有効です。好奇心を刺激することで自然と運動量が増えます。⸻こんな時は要注意!すぐに確認したいポイント1. 動きが極端に少ない・食欲がない活動量がガクッと落ちていてごはんも残している場合は、単に飽きたのではなく、何かしらの不調サインです。2. 怪我や出血が見られる足や爪に出血や腫れがないかチェックしましょう。足をかばうような歩き方にも注意。3. 明らかに元気がないときいつもより呼吸が荒い、丸まってばかりいる、毛並みがぼさぼさ…こうした様子が見られたらすぐに動物病院へ。⸻✅ まとめハムスターが回し車を使わなくなるのには、サイズ・設置場所・体調など様々な原因があります。大切なのは「使わない=異常」と決めつけず、ハムスターの様子をじっくり観察すること。体に合った環境を整えて、毎日快適に過ごせるようにしてあげましょう!